忠犬ハチ公の日にちなんで、今回は待ち姿をテーマにした「待つわ」
飼い主さんのへの忠実な姿というのも、ワンちゃんならではの表情ですね。
しつけ本などによると、「待て」は「意地悪ととられないようにすること」が注意点とのことですが、シニア犬にはそんな心配は及ばない。と思えるほど、飼い主さんとの間で育まれた信頼感が見てとれる作品が集まりました。
ワンちゃんの「しつけ」としての初歩に当たる「待て」は、どのご家庭でも一度は実践したことがあるのではないでしょうか?
得意・不得意はそれぞれのワンちゃんの性格にもよりますが、年を重ねたシニア犬は「待て」の経験が多く、"待てスキル”=“大人度”では?(人間もおなじですね 笑)と考えたところから、今回の募集テーマを決めました。
寄せられた作品の中から、とくに気持ちが直接的に伝わってきた作品を、選考作品とさせていただきました。
ご飯、お散歩、飼い主さんを待つ。その待ち方も、「忍ぶ」「楽しく」「退屈気味に」などなど、多彩なシニア犬の表情も面白い点ですが、なによりもその目線が、おやつなどではなく、飼い主さんに向けられていることに気づかされました。
”待て顔”の一枚に表れる、ワンちゃんの性格を強く反映した、飼い主さんへの愛。
picnuckでは、何気ない日常にある、大切な思い出の瞬間に気付けるような作品テーマを、これからもどんどん募集していきますので、ぜひご参加お待ちしております!
編集部からのコメント
おやつがそこにありながらも、目線は強く飼い主さんを見つめる眼差し。
押して忍ぶ「待道(まてどう)」の精神を体現している一枚です。
毅然とした眼差しながらも、その前に並ぶ3つのおやつ。
なんとも言えない「おかしみ」を感じた一枚をグランプリとして選考させていただきました。
自分が若い犬だったら、こんな先輩について行きたくなりますね。押忍!